WordPressは、レンタルサーバで動かしていることが多いと思います。
オペレーションのミスや、ハードウェアのトラブルによって、Webページの情報が失われる危険性があります。
レンタルサーバ会社がバックアップを取ってくれているのでは? と油断している方も多くいらっしゃるかも知れません。しかし、レンタルサーバのバックアップは、基本的に、自社のトラブルのためのバックアップですので、特定のユーザのバックアップをリストアするようにはできていない場合が多いです。するとしても、高価なオプション料金がかかることが多いと思います。
レンタルサーバのバックアップは、ユーザが行なうのが基本です。
オンプレミス(自社サーバ)の場合も、社内にサーバ管理者がいて、バックアップも担当することになりますが、毎日取っているという会社は少ないのではないかと推察いたします。
更新の頻度が少ないWebページだと、被害は少なくてすむ場合もありますが、更新の頻度が多い場合は、回復にはひじょうに手間がかかってしまいます。
そこで、WordPressのデータを、毎日定時に、安全な場所にバックアップするしくみを提供いたします。
(1)WordPressの動作環境そのものを、そのサーバ内にバックアップする。
(2)1の内容を、遠隔サーバにバックアップする
1の場合は、オペレーションミスなどによって、WordPress内のデータが壊れたような場合に、バックアップからすぐにレストアできます。機器のトラブルの場合には、バックアップが使えないというケースも出てきます。
2の場合は、機器のトラブルの場合にも、バックアップが保全されますが、バックアップ用のサーバ料金がかかり、バックアップ処理が複雑になります。
バックアップというものは、しっかり取っているときほど、必要がないことが多く、ひょっとしてバックアップは要らないのではないか、と思うこともありますね。しかし、バックアップを取っていないときに限って必要になってくるものです。いざいというときの転ばぬ杖として、準備しておくと安心です。